先日あいおいニッセイ同和損害保険の社長で、東日本大震災当時、日本損害保険協会の会長を務められていた鈴木久仁氏のお話を聞く機会がありました。

 「震災から学んだこと」と題したお話は企業経営者にとって実に示唆に富んだお話でした。氏は
①現場主義
 社員の安全を確保するため、現場の社員の撤退を考えたが、社員から「社員以上にお客様は困っている」現場から職場復帰を要請されたことを話され、まさしく「問題は現場で起きている」と感じた。
②リーダーシップの発揮
 「保険金をいち早く契約者に払うこと」この目的を達成するためには、現場を管理している責任者に権限を一任した。トップは方針を決定するだけで、あとは社員に託す決断力が必要。
③ダイナミックな判断のできる社員の育成
 未曽有の出来事に対応するには、既成概念を払拭し、部門を超えた発想力と決断力が要求される。「困難は人を作る」ことを確信。
④BCPの必要性
 計画は計画通りにいかないのが常であるが、計画があれば「どこを修正すれば解決できるかがわかる」。実効性のある計画は必須。

以上の要点を、震災発生以降の出来事を時系列に並べながらお話しいただきました。

有事の際にどれだけ力を発揮できるか?まさしく「企業の力」を試される時である。そのためには、日頃から理念を念頭にトップ自らが行動していくことが大切だと感じました。

 先週末、長野運動公園総合体育館で信州ブレイブウオリアーズが岩手ビッグブルズを招いて第12節のゲームが開催されました。
試合前イースト8位の状況でしたが、わが信州BWは連勝を果たし6位まで成績を挙げました。

 初めてbjリーグの試合を見ましたが、スピードと素晴らしい体幹のぶつかる迫力に圧倒されました。選手やベンチそして会場が一体になっての応援に感動しました。
ハーフタイムには「和太鼓 ちんどん」という障がいを持たれた方達が、日頃練習されてきた成果として、和太鼓の披露をしてくれました。


 1992年に福祉施設の職員の方々が中心となり、養護学校に通われる方たちと、北信地域在住のメンバーを中心に10 代から40代のみなさんで活動されているということです。
 太鼓を通し地域との交流をもち障がい者への理解を深めてもらい、少しでも心のバリアフリーが増えればという思いで活動されているそうです。

とても素晴らしい演奏で、会場のみなさんもまた選手も勇気づけられたハーフタイムでした。(この後信州BWも逆転し勝利しました!)

 皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 信光經営グループは平成26年度末をエンドとした第三次中期経営計画の実現に向け、今年も皆様の課題解決支援を主たる業務に、誠心誠意取り組ませていただきます。

 本年度の重点取組課題として、次の5点を掲げました。
 1、お客様の経営実態を正確にとらえる
 2、抜本革新活動として全員が取り組む
 3、「モノを考える力」を高める
 4、経営監査による課題解決支援を行う
 5、グループの対外活動に積極的に貢献する
以上の5点を掲げ業務に取り組んでまいります。お客様とともに成長し、社会から必要とされる組織をめざしてまいります。

 平成24年度は「強み」と「機会」に重点を置き、前向きにプラス思考で進みます。弱みの克服も必要なのですが、強みを伸ばすことでも弱みをカバーすることができます。また「危機」の「機」は「機会(チャンス)」の「機」でもあります。何気なく通り過ぎてしまったものが、もしかすると最大のチャンスであったかもしれないという「機会損失」を起こさぬよう、前向きに風を受けながら取り組みます。

 皆様のご期待に応えられるよう全力で進みますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本年も年末の大掃除と社内の配置換えが終了し、無事最終営業日を迎えることができました。これもひとえに、お取引頂いているお客様、関連事業者の方々そして社員の皆様のご協力、ご支援のおかげでございます。
本当にありがとうございました!!

 平成23年度は、東日本並びに長野県北部地震に始まり、福島原発の事故、タイの洪水などの自然災害やアフリカ北部を中心とした政変、EUの経済危機、急激な円高など日本や私達の生活を取り巻く環境に大きな変化があった一年ではなかったでしょうか。
 国内の政治も混迷を極め、災害復興を目的とした増税も来年度以降予定されています。

 経営者の皆様には、企業経営の舵取りが非常に難しい時期を迎えているとは思いますが、このような時期こそ「原点回帰」と「顧客視点」に立ち返ることが重要ではないでしょうか。経営理念や創業の想いを思い起こし、この難題が山積する時期を乗り切っていただきたいと思います。「できる」というポジティブな思考から行動を起こすことから始められたらいかがでしょうか。

 皆様にとって平成23年度が恙なく終えられ、素晴らしい新年を迎えられることを心よりお祈りいたします。

本年もありがとうございました。

 先日、震災で被災した同業者の方から年始のご挨拶の欠礼のお葉書をいただきました。
その中には、11月に来日した清々しいブータン国王夫妻の国旗にまつわるお話が書かれておりました。

 「私たちは心の中に「人格」という名の龍を持っていて、その龍は「経験」を食べて成長します。だから、私たちは日増しに強くなるのです。」同業者の方は、この言葉を糧に未来に向けて生きていきます、というコメントでした。

「選択」の5月号に掲載された記事の引用ですが、「人間中心といってもその根底にはチベット仏教の利他心があることを忘れてはならない。それは、全ての生きとし生けるものに対する思いやりと親愛の情をもって接することであり、全ては相互に依存しあって生きていることを自覚することである。」

「チベット仏教からくる利他心、慈悲心というこころの豊かさが経済を循環させ、自然との共存によりもたらされる豊かな実りに感謝の念を抱き、「国民総幸福量」という目に見えない価値に向かって総国民がひたすら生きる姿勢は、先の大戦終結によりひたすら近代化という目に見える価値に向かって総国民まい進してきた日本の姿にどこか似ていなくもない・・・」

 我々の忘れていた価値観を思い出させる記事でした。震災という大きな出来事があった平成23年度でしたが、いろんな意味で自己を振り返る一年でした。


 

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